ステージ4Bの父の膵臓癌闘病記と、その後の人生

父の膵臓癌闘病記と思い出や後悔、遺された家族の気持ちを綴ります

遺された家族

4ヶ月間ブログの更新が止まっていました。

 

残された遺族にも容赦ない現実が待っており、

生きていかなければならない。

どんな辛い状況でも、短期間で乗り越えていかなければならない、

何ごともなかったかのように普通に働いて・・・

 

 

父の思い出、闘病、そして死。それは今でも何も変わっていません。

父の遺してくれたもの、父の死を無駄にしないよう、残された家族は生きていきます。

父が亡くなったのでこれで終わり・・・ではこの悲劇的な病気について何も分からないままだし、父の無念を考えてもここで終わりたくありません。

 

 

ひとつ確かなことがあります。

 

父の死後、遺された家族は激変しました。

 

母親はうつ病に近く、私はPTSD(診断名は適用障害)と診断され、

不眠の状況が続いています。

 

毎日父の苦しかったであろう気持ち、死への恐怖、死んだら何もなくなる・・・

この世は虚構でできている・・・など考えると眠れません。

 

考えないようにすればよいと思ってても、それができないのです。

 

父が生きたくても生きられなかったのに、自分だけ普通に過ごしてて良いのか。。

 

生きるためとは言いつつも、嫌な気持ちで、普通に仕事しているのが時間の無駄じゃないのか。。

そもそも気持ちを切り替えて仕事で新しく覚えることなどできるはずありません。

 

 

わたくしごとですが、仕事は簡単ではなく頭を120%使い、激務な職場です。

こんな不眠や不安障害のまま続けることなどほぼ不可能です。

こんな状況なのでミスも多発する悪循環に陥ります。

 

 

 

 

父は膵臓癌と診断されたとき、どんな気持ちだったのだろう。

死ぬときは何を思ったのだろう。。

近くに居てほしかったのだろうか。。

最期は寂しいと感じて一人ぼっちで死んでしまったのだろうか。。

 

毎日毎日これを繰り返し考えています。

 

 

今回は思いのままを綴りましたが、

こういう気持ちであることをどうしても書き留めておきたいと思い、投稿しました。

 

次回のブログは膵臓癌に関して為になる記事を投稿します。