奇跡を信じて・・・膵臓癌ステージ4b

ずっと幸せに暮らしてきて何も大病が無かった4人家族。父が定年過ぎて再雇用でローン返済のため働いていた3年目に膵臓癌発覚。できるだけ長く生きてほしい、生存率5%の不可能に挑戦。

父の死の2か月前から・・・

この日記は2018年6月に書いたものです。

 

2018年6月初旬

3人でリビングで集まって父方の祖父母の命日の話をしていた(命日6月12日)
その時に父親が「俺の命日は8月かな」とぼそっと言った。
何と無くそのあたりになると予想はできるが、本人もそこら辺は認識してるようだ。
抗がん剤が効かなくなって、治療を止める選択に迫られている。
本人も口数が大幅に減って、気力が無くなってるように思える。

 

2018年6月29日

とうとう腹水がたまってるとの診断がされた。
抗がん剤を止めると10日~2週間で亡くなるという新聞記事が多く、急速に進むのかと母親と自分で話していた。
でも父親の場合は進行が遅いのか、6月初旬から抗がん剤をやめているが、1か月近くまだ歩けてほんの少し食べられる状態だ。
父親は「抗がん剤はやめる。静かに逝きたい」という考えになったようで、本当に鬱状態になってしまった。
これまでは闘っていたが、もう選択肢がなく奇跡も起きないことが分かったためだ。。
何かやりたいことや思い出ビデオを見なくてよいかと母親に聞いたが逆効果とのこと。。

 

2018年7月1日

日曜日の夜遅く、父親がずっと下血と吐血をしていたことを本人が打ち明けた。

そしてそれが止まらなくなったことから、
気分が悪くなり救急車を呼ぶことになった。一歩遅かったらアウトだった。
初めての急変で本人も「こんなに早くなるとは思わなかった」と。
このときはW杯の試合中で忘れもしない。ほんとにこれでお別れかと思った。
次の日会社を休んだ。